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民話探偵 Edit

す:李赤し 旅僧の血に 染まりしか 「生らずの李」(二重) Edit

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昔、今は人住まぬ場所に、欲張り者揃いの金持ちの家がありました。旅人が一夜の宿を乞うても金のありそうな者しか泊めませんでした。ある日大きな袋を背負った旅僧が門に立ちました。家中一番欲深な婆さんがこの袋に目を付け、泊めてもてなしてやり、夜更けて忍び寄り、斧で一撃のもとに殺害してしまいました。坊さんの袋を開けると真っ赤に熟れた李の実が詰まっていました。婆さんは村中狂い廻って死に、一家は不幸が続き、死に絶え、実の生らぬ李の木が付近に生えるようになりました。

という話です。

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  • 十数年前に北安曇郡誌を読んでいて妙にひっかかった話でした、その後近所の方にその李の木はあるんですかと聞くと、南学校の南側の木だと教えられ、あれは李でなくマユミだよと言った覚えがあります。仕事がら近所の老木は調べていましたので、、この民話の李の木がこれなのか別のものかは別にして一つの樹木がこうして伝えられ気にとまっていることがとても面白いし興味深いです。樹は天と地をつなぐ代ですから。ちなみにマユミの木はその緻密さと粘り強さで漆塗りの下地塗りようのヘラとしてもとても重要な木です。 -- kay? 2007-02-06 (火) 21:03:24
  • 民話になるくらいですからかなりの古木と思うのですが、どのくらいの樹齢なのかわかりますか? -- おおつか 2007-02-06 (火) 23:47:12
  • 正直解りません、、二百年ぐらいでしょうか。百年ていうことはないと思います、、樹勢から -- kay? 2007-02-08 (木) 20:09:16

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Last-modified: 2007-03-07 (水) 02:56:01 (6456d)

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