発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
e-mail:
riyo@ma.wainet.ne.jp
創刊:昭和60年(1985年)6月15日

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No.114 乱杭(2001年5月4日)
◆さようならポッチャン便所◆

 のっけからビロウな話で恐縮です。21世紀の御世が到来し、世はIT革命、我が家もパソコンが1人に1台の時代になったというのに、我が家のトイレは未だに所謂「ポッチャン便所」のままです。
 昨年度、近くの笹目橋が架け替えられ、この橋に都市下水管が敷設されて、我が塩浜地区と一ケ岡の終末処理場が結ばれ、いよいよ、先月から都市下水の供用が開始された。このため、我が家のある潮美団地はトイレの水洗化工事ラッシュである。
 以前、福岡に住む次女が妻に、「うちのトイレでは、彼も連れてこられない。」とこぼしていたそうだ。確かに、これまで、彼という人間にお目にかかったことがない。






Here's a cool technique! 遅ればせながら、我が家も、この連休明けから水洗化工事に取り掛かることになった。
これによりトイレが衛生的になり、ウジ殺し薬、排気煙突、排気ファンが不要となる(はず)が、同時に「彼も連れてこられない。」理由も消滅することとなる。さて、彼女は、次にどのような理由をひねり出すか楽しみだ。


◆孫にもIT◆ 

 先週購入したばかりの妻のパソコンで遊んでいるのは、長女と3歳8ヶ月の孫亜海ちゃん。Here's a cool technique! 孫が遊んでいるソフトは、パソコンに入っていた「キティーちゃんの着せ替えゲーム」。私達が親しんでいるウィンドウズと基本はまったく一緒で、マウスを使ってキティーちゃんの洋服を着せ替えたり、画面に隠されているクレヨンを探し、そのクレヨンで背景などに着色していって、お好みの画面を作り上げるゲームである。
 私が彼女の年齢の昭和30年代には、一般家庭には、テレビも洗濯機も冷蔵庫もなかったし、勿論ワープロなどは影も形もその発想すらなく、我が家の電気製品と言えば、白色球電灯とラジオの2つきりしかなかった。







 昨日のお昼頃、母親とやって来た彼女は、もうマウスの使い方を習得し、器用に洋服を選んで、「きめる。」と呟きつつ「きめるボタン」を左クリックしている。
 白色球電灯とラジオしかなかった我々の世代と、物心ついた頃からパソコンを使って遊ぶ世代には、どのような生活や意識のギャップが生じるのだろうと想像してみる。

 「乱杭」次号のトップ記事は、「水洗化された我が家のトイレ」を予定しているという情けなさの中、考えただけでもゾッとするではないか。IT革命とは、そんな側面も持っていると思う。

 息子から妻へは、iモードの携帯を使って、彼が飼っている熱帯魚の写真が貼り付けられたメールが送られて来る。

 一度もお会いしたことのない彼の大学の友人向田香緒里さんからは、1週間に1度くらいの頻度で、ご自身の大学生活や息子の話題が送られてきて、今や彼女は、私の「メル友」である。とんでもない時代になったものだ。

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