発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
e-mail:
riyoyoko@hotmail.com
創刊:昭和60年(1985年)6月15日

ご意見・感想等は発行人までお願いします。(^_^)  

青草(佐藤理洋)の身勝手 野鳥歳時記(44)(2005年4月3日)

◆芝生の庭(6)◆

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 先月21日に庭に張った芝(フェニックスターフ:フェニックスリゾート社緑化部から購入。)から、緑の新芽が芽吹きだした。(↓→写真参照)





 

芝を張ってから、毎朝、起床するのが楽しみでならない。
 6時前に起きて直ぐにコーヒーを入れ、それを飲みながら庭を眺めてしばらく過ごしている。数日前から12〜3歳の少年の股間のそれのような若芽が出てきた。うるわし!

◆芝生の庭(7)◆

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 芽生えるにつれて、21日に何も考えずに庭に置いて行った芝片の「あら」が気になってきた。

 購入した芝片(30cm×30cm)の裏側に付いている土にもむらがあり、「張った後は、できるだけ踏むな」と誰もが忠告している芝の中へそっと足を踏み入れると、芝面にひどいデコボコがあることにも気づいた。 また、感覚的に勝負した芝面全体の水勾配にも、あちこちに綻(ほころ)びがあることに気づいた。

 そこで、昨日、これらを修正するために、何時もの五ヶ瀬川支流、大瀬川の三須町内の川原へ川砂を取りに行った。都会に住む人は、DIYなどでお金を払って砂を入手するらしい。
 ここは大粒から微細粒の砂まで選り取りみどり。 しかもふるいの労力さえ惜しまなければただ。







 その場所へジムニーをそろそろ乗り入れていると、尾の長い猛禽が川原から飛び立って南の山へ飛び去った。ハヤブサだ!
 呆然と見送って、川原で砂をふるいに掛けて小粒な岩砂を集めていたら、ピッピーィと大声がした。カワセミだ。肥料袋5袋に振るった砂を詰める間に、何度もホバリングと水中突入を見せてくれた。

 その向こうには、5羽のカイツブリと1羽のコサギが見え、後にマガモの番(つがい)も川面を餌を捕りながらゆっくりと泳いで行った。水際にタヒバリ3羽。空にはトビ、その他に、ハクセキレイ、セグロセキレイが砂取り中の私の近くまで来て、傍らの草原からは、アオジ、ホオジロの声が聴かれた。また、コゲラの声も聴いた。

◆芝生の庭(8)◆

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 フ社緑化部の中原さんからご紹介を頂いたフ社前勤務で、今は当市の西階運動公園のグラウンドキーパーをされているFさんに施肥のタイミングを伺ったところ、「今の時期なら芝張り後10日で大丈夫でしょう。」とのことであったので、2日、近所のグリーンワン(JAの販売部)から旭化成ケミカルズ社(昔の旭化成の化成品事業部?)製の「加燐硝安『緑1号』」を購入してきて庭の芝に撒いた。初めての施肥である。




 植物学者(専門は海産生物のヒドロゾア)でもあった昭和天皇が皇居を散策中に、侍従に「これは何か?」と尋ねられて、侍従が「雑草でございます。」と答えたところ、「雑草という名の植物はない。」と言われたそうだが、私にとっては、名を知らない草は全て雑草である。その雑草が、少年の股間のごときか弱い芝の新芽の間から次々と顔を出してきて、雑草との戦いが始まった。

もう幾つ寝ると、パターや寄せの練習ができるようになるのだろう?
 

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