発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
e-mail:
riyoyoko@hotmail.com
創刊:昭和60年(1985年)6月15日

ご意見・感想等は発行人までお願いします。(^_^)  

乱杭179号(2004年3月12日)

◆「ことのは」(7)◆

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 サライ2003年23号から始った故桂文治さんの「粋な『ことのは』」は、結局連載7回で終了しました。最終回には、編集部からの追悼文が添えられていました。誠に残念です。

 この7回の連載の中で、故師匠がこだわって掲げられた言葉を次に全て掲載します。これらの言葉のうち、パーセンテージで言うと、ほぼ50%超は、これらの師匠の解説を読むまで、私も誤って理解していたものがありました。

 その詳細は、「サライ」そのものに譲ることにして、言葉だけを掲げてみます。

 第1回 「時(とき)泥棒」、「しがらみ」、「しゃらくさい」

 第2回 「器量よし」、「御慶」、「初心(うぶ)」

 第3回 「けれん」、「切り口上」、「世話場」








 

 第4回 「つるかめつるかめ」、「一陽来復新玉の春」、「長き夜のとおの眠りのみな目ざめ波のり船の音のよきかな(後ろからも読んでみて!)」

 第5回 「しもたや」、「喪中」、「竹の柱に茅の屋根」

 第6回 「色物」、「まくら」、「よいしょ」

 最終回 「悋気(りんき)」、「薮入り」、「酢豆腐」

 ちなみに、文治さんによれば、最終回の「酢豆腐」は、「知ったかぶりをする人のこと。」とあります。俺って、「酢豆腐」だったんだ!


◆「ことのは」(最終回)◆

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 先週の土曜日に、いとこ紙田直子ちゃんの結婚式に参列しました。式前に、「人前結婚式」という「新方式」で挙式することを聞いていて、尚且つ、私に披露宴の「乾杯の音頭」をしてほしい、と本人から電話があり、「そのような事柄は、自分は非常に得意であるから、任せなさい!合点だ!」と引き受けた。

 世の習いによれば、「もっと相応しい先輩がいらっしゃるのではないか?」と一応辞退するものらしいが、そんなこと、知ったこちゃありません。
 私は初めての経験であったが「人前結婚式」というのは、結局、神様やら、仏様やら、イエス様やらに対して「永久の愛」を誓うのではなく、その席に招いたお客様全員の前で、その招待客に対して、「我々は結婚する。」と宣言し、その人々に、「我々は永遠に愛し合う。」と宣言するものであるらしかった。

 この結婚式の形式が、よいとか悪いとか言うつもりは、一切ありません。

 潔(いさぎよ)くて、この形はこれで、よいのでしょう。形は、彼らの自由でありますが、今の私であれば、この形式は、ご免被りたい。そうだろう、妻よ?

 それは、その夫婦しだい・・・、だもんネ。

 人様に向かって、宣言するような物事ではないと、思われませんか? それは、妻よ、貴女に向かって言うべきことではなかろうか?

 我々は、この7月に結婚30年を迎えます。長く一緒に暮らして来ましたなー。





 それで、乱杭177号と対比してもらうといいのだろうか、披露宴の次第に「祝杯」と書いてあったことをよいことに、「乾杯」の前のメッセージを次のように申し上げ、新しい形の披露宴のシャンパングラスを上げました。

 古くから、結婚は「航海」に例えられることが多いようです。それは、結婚生活が、常に「順風満帆」であったり、ナギのうな安寧な航海であるばかりではなく、ある時は嵐に見舞われ、またある時は、思いもよらない潮流に流され、行く先を見失うような時もあるからであろうと思います。

 フランスでは、このような航海に旅立つ人々のために、港で「よい航海を!」
「ご安全な航海を!」という意味で、「ボン・ボヤージュ」と港の岸壁から声をかけるそうです。お許しをいただけますなら、このような新しい形で結婚式をした彼らに、新しい祝杯の言葉を差し上げたいと思います。

 みなさん、練習しましょう。「ボン・ボヤージュ!」・・・・・・。

 それでは、斎川さんと直子ちゃんの新たな航海が、幸多かれと祈って、「ボン・ボヤージュ!」

 参列していただいた皆さんが、気持ちよく(と思う。)「ボン・ボヤージュ!」とシャンパングラスを上げてくださいました。

 成功、成功!これから宮崎で、乾杯の発声に、「ボン・ボヤージュ」が流行ったら、うれしいと思います。ネッ?山谷初男さん!

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