ヤマブキショウマ(山吹升麻)
Aruncus dioicus var. tenuifolius

バラ科(ROSACEAE)
ヤマブキショウマ属

山地に生える雌雄異株の多年草で、 茎は0.3〜1mの高さになり、根茎は木化する。
小葉の形がヤマブキに似て、全草の形がショウマ類に似ているから。


どんぐり村
(Jul 6 2003)

円錐状に複総状花序をつけ、
小花は黄白色で、萼は
5裂し辺合する。
花弁は5個でへら形をして
おり、雄花には花弁より
長い約20個の雄しべがあり、
雌花には
直立し離生する3心皮がある。
雌花ピンボケなので、後日
の掲載になります。
葉は大きく2回3出の
複葉で、時に1回3出の複葉。
9枚の小葉は膜質、
卵形で、先は鋭く尖り、
しばしば光沢がある。

葉の側脈は左右10本内外
で平行し、 縁には鋭い
重鋸歯あがる。

熟した袋果は下を向き、
内側に開く。

猿倉
(Sept 21 2002)

姿形はトリアシショウマに似ているが、下記が違うのですぐ区別できる。
・ヤマブキショウマ→3心皮が離生している。
・トリアシショウマ→2心皮が合成している。

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