ウメバチソウ(梅鉢草)
Parnassia palustris var. multiseta

ユキノシタ科(SAXIFRAGACEAE)
ウメバチソウ属

山地の日当たりのよい湿地に生える多年草。
名の由来は、花姿が菅原道真の家紋の梅鉢紋に似ているため。

花弁は広卵形〜楕円形で縁は分裂しない。
コウメバチに比べると全体が大きい。
仮雄ずい(花粉をださない)は上部が多数糸状に分裂し
先に黄色の腺体がある。仮雄しべが15〜22裂する。

コウメバチソウは、高山帯の草地や湿地などに生えるが、
仮雄しべが7〜9裂で、ウメバチソウと同じく先に黄色の腺体がある。
この裂数のものはまれであった。 区別が難しい。

八方尾根下部のものは、仮雄しべが13裂前後しているものが
ほとんどで、花弁の縁もシラヒゲソウ程ではないが、
若干糸状に細裂しているように見える。
と、いうことは、ほとんどがエゾウメバチソウであろうか?

 

直立した茎の先端に
直径2〜3cmの花を
ひとつ咲かせます。

8〜9月頃に、
まとまって咲いて
いるのは見事です。

←Aug 20 2002
(八方尾根)

→これは基準変種の
エゾウメバチソウ。

仮雄しべが9〜14裂し、
全縁だが、心なし花弁
の縁が糸状に細裂して
いるのが分かる。

一株から4〜5本の茎を
伸ばし、根元には
ハート形の葉が並び、
長い葉柄がある、
途中にも小さな
ハート形の茎葉が1枚、
無柄で茎を抱いている。

同属のシラヒゲソウは
茎葉、2〜8枚。
花弁の縁が糸状に細裂し、
仮雄ずいは三裂している。

花も終わりに
近づきました。

Aug 31 2002

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