キブシ(木五倍子・木付子)
Stachyurus praecox

キブシ科
キブシ属

フシ(ヌルデの若芽や若葉にアブラムシが寄生してできた虫コブ)の代用として
黒色染料に使用されたのが名の由来。

フシはタンニンの含有量が多く、昔はお歯黒に使われた。

葉のない枝にぶら下がった
花は一見実のように見え、
早春の山地でよく目に付く。
多数垂らした穂状花序に、
釣鐘形で淡黄緑色の花を
たくさん付ける。

雌雄異株で、雄花は淡黄色、
雌花は淡黄緑色だが
区別はつきにくい。

Apr 16 2003
(宇奈月・黒薙)

 

 

鐘形の花を下から覗いた
ところ。花弁は4枚。
花が咲き終わる頃出る葉は、
楕円状卵形または長楕円形で
ふちに鋭い鋸歯があり、
先は長く鋭く尖っているが、
基部は丸い。

May 1 2003
(馬鈴薯庭)

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