オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
Hosta sieboldiana

ユリ科(LILIACEAE)
ギボウシ属

山地の草原に生える多年草。花は昼に咲いて、1日で萎む。
花茎は0.6〜1mと高く、花穂も長い。

ギボウシ属は東アジアの特産で、特に日本に種が多く、
丈夫で株が増えやすく、各種間で交配しやすい。


地下茎は横に這って太く短く、古い葉柄の繊維が残り、下から多数の丈夫な根が出る。

 

 

帯淡紫色〜白色の漏斗状
の花を総状につけ、
花冠は5cm内外で、
雄しべは6で花冠より
少し出ており、
雌しべは長く、花柱の
先は曲がり外に
突きだしている。

岩岳
(Jul 13 2003)

大きな葉は根生し、
長さ30〜90cm、葉身は緑色の
卵円形で先は鋭く
短く尖り、基部は心形。

葉脈は裏面に突起し、
片側10〜17で、脈上に
多少の小突起がある。
葉柄は狭い。

 

 

緑白色の苞は開出し、2〜4cmの
長楕円形で鈍頭まれに鋭頭。

馬鈴薯庭
(Jun 18 2003)

名の由来は、若い花序の形が
※擬宝珠(キボシ)に
似ているかららしい。

※擬宝珠(キボシ)
欄干等の上端に付ける飾り。

馬鈴薯庭
(Jul 6 2003)

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果実は狭長楕円形。
種子も長楕円形で、黒色・扁平。

八方尾根
(Oct 6 2002)

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