ナナカマド(七竈)
Sorbus commixta

バラ科(ROSACEAE)
ナナカマド属

山地帯〜亜高山帯の林内に生える高さ7〜10mの落葉高木。
灰色を帯びた暗褐色の樹皮をもつが、枝は濃紫紅色で全体に毛がない。
7回も竈に入れても焼け残るという程、材が燃えにくいので付いた名前のようだ。

枝先に複散房花序をだして、
白い小さな花を沢山咲かせる。
花弁は5個で内側に毛があり、
雄しべは20個。

梨実は球形で赤く熟し、
垂れ下がってつく。

八方尾根
(Oct 6 2002)

表面は緑色で裏面の色が淡い葉は、
披針形〜挟卵状長楕円形の
奇数羽状複葉で、小葉は5〜7対
あって、先は鋭く尖っていて、
頂小葉以外は無柄。
基部は円形又はくさび形で
縁に先が刺の様に鋭い鋸歯がある。
サビバナナカマド(var. rufoferruginea)は
花序や萼筒、葉の両面の脈上等に褐色の軟毛があって、
特に葉の裏側が赤褐色に見えるので、区別がつけやすい。

ウラジロナナカマドタカネナナカマドと見比べるのも面白い。

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