ミヤコグサ(都草)
Lotus comiculatus var. japonicus
別名:エボシグサ(烏帽子草)

マメ科(LEGUMINOSAE)
ミヤコグサ属

野山の草地に生える多年草。
京都に多かったので都草。
また花の形が烏帽子似ているので烏帽子草とも言う。

 

松川河川
(Jul 4 2003)

近くにクララの群生もあり、
オオルリシジミも沢山
舞っていた。↓

 


葉腋から伸びた花柄の先に、
鮮やかな黄色の花を散状に
1〜3個咲かせる。

2個の竜骨弁は合着して
筒状になり、雄しべと雌しべを
包んでいる。

ニシキミヤコグサは花が
朱赤色に変化する。


ミヤコグサには
茎、葉、萼等に毛が無いが、

セイヨウミヤコグサには
毛がある。
比べて見て下さいな!

茎は束生し、地を這いながら
斜上し、葉は3枚の
小葉からなり、小葉は
倒卵状楕円形。
豆果は熟すと2裂し、
果皮がねじれて黒い種子を
とばす。

松川河川
(Jul 4 2003)

 

マメ科の大部分の花は左右対称の蝶形花で

  ・上の1個の花弁を旗弁
  ・左右の2個を翼弁
  ・下の2個を竜骨弁(船弁)

0虫が竜骨弁の上にとまると、筒の先の穴から
花粉があふれでるが、この時期の雌しべは
受精能力がなく、花粉がでた後、
筒の外に伸びた柱頭が虫などに擦られると
受精できる様になるらしい。

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