クルマユリ(車百合)
Lilium medeoloides

ユリ科(LILIACEAE)
ユリ属 

亜高山から高山帯の
草原に普通に生える
多年草だが、
石灰岩地帯や蛇紋岩
地帯にもよく生育する。

花柄は上向きで、
斜下向きに1〜数個
の花をつける。
花被片は朱赤色で、
内に濃紅色の斑点が
あり、上半分はそり
返っている。
花糸は花被片より
やや短く葯は赤褐色。

白馬岳・お花畑
(2002 Aug 8)

茎の下部の葉は散生し、
披針形で小さく落ちやすく、
上部の葉は小さく、披針形
で互生している。

中部は少しずれて披針形、
倒披針形または長だ円状
披針形の葉が5〜20が
輪生し、柄はない。→

和名はこの葉の輪生を
車輪の輻(ヤ)に見立てて
車百合という。

←↑Aug 20 2002
(八方尾根)

この時期になると、
結実しはじまる。

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