ハクサンシャジン(白山沙参)
Adenophora triphylla var. hakusanensis
別名:タカネツリガネニンジン

キキョウ科(CAMPANULACEAE)
ツリガネニンジン属

亜高山〜高山帯の草地に生える、高さは20〜60cmくらいになる多年草。
山野に生えるツリガネニンジンの高山型なので、この別名がついている。

(←)
花は淡紫色だが、薄〜濃の
まで色の変化が多い。
数個ずつ輪生するので
数段の花輪をつけた
ように見える。

花冠は鐘型で、やや先が
ひろがっており、花柱は
花冠から突き出ていて、
基部は円筒状の花盤
(腺体)で囲まれている。
萼は線形で1〜2の突起が
ある。

(→)
コレは白花品種
でシロバナ
ハクサンシャジン
です。
花盤見えますか?

花盤が無いのは
ホタルブクロ属ですよ。

(←)
こんなの見たことあります?
頂花が平開してます。
奇形なんでしょうか?

(←)
葉は3〜4,時には5個が
輪生し卵状披針形〜長楕円状
披針形で、縁に尖った鋸歯
がある。

結実もおもしろい。

八方尾根
(Aug 20 2002)

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