ゲンノショウコ(現の証拠
Geranium thunbergii
別名:ミコシグサ(御輿草)、イシャイラズ、イシャナカセ

フウロソウ科(GERANIACEAE)
フウロソウ属

山野に普通に見られる多年草。 
温帯を中心に5属あるらしいが、日本に自生するのはフウロソウ属だけだ。

(↑)Sept 23 2001
(ペンション馬鈴薯庭)

帯淡紅紫白色の花を柄の先に2ケ付けている。
東日本は白、西日本には紅紫色の花が多いらしいが、
庭のモノは淡い紅紫色を帯びてはいるが、
どちらかと言うと白に近い。

昔から下痢止めとして有名な薬草で、飲めばすぐに薬効が
現れるところからの命名らしい。
更に、医者不要とか医者泣かせとも呼ばれたらしく、私も子供の頃、
腹の具合が悪いというと、母親がゲンノショコを煎じてくれた記憶がある。

最も当時の腹痛は、食あたりか、回虫が原因と決められているような
ところもあって、これでダメなら虫下しなんて状況だったのでしょうか!

茎や葉には短毛や
腺毛が多くあって、
葉は3〜5裂している。
←ロケット形の果実は5裂して、
↓裂片が一個ずつ種を巻き上げる。

この形を御輿の屋根にたとえたのが
御輿草の由来。

ちょっと、ハクサンフウロ
実と比べて見ては?

 

Sept 29 2001
(ペンション馬鈴薯庭)
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