エビネ(海老根)
Calanthe discolor

ラン科(ORCHIDACEAE)
エビネ属

山地の木陰に生える多年草。
横に連なって曲がっている地下茎を、海老の尾に見立ててこう呼ばれている。

 

馬鈴薯庭
(Jun 11 2003)

花茎は30〜50cmで子房とともに
短毛がある。
苞は披針形で膜質。

花は4〜5月頃だが、
ペンション馬鈴薯では
6月の初めに咲く。

花被片は平開し
通常暗褐色(時に帯緑色)で
唇弁は帯淡紅白色〜白色だが
色の変化が多い。
また唇弁は大きく三裂し、
中央に先が高くなった
3隆起線があり、
中裂片はくさび形で
通常二裂する。

萼片は卵状長楕円形で円形鋭頭。
花弁はやや幅が小さい。

馬鈴薯庭
(Jun 3 2002)

萼片と花弁が
帯暗紫褐色で、
唇弁が淡紅色のものを
アカエビネという。
f. rosea


馬鈴薯庭
(Jun 10 2003)


葉は2〜3個根生し、無毛。
長さ15〜30cm、幅3〜6cm。
(Jun 10 2003)
←蕾
(May 28 2002)

0

このページの始めに戻る
植物図鑑のトップ

ペンション馬鈴薯000〒399-9301長野県北安曇郡白馬どんぐり村
電話:0261-72-4717000FAX:0261-72-5080
potatoes@hakuba.ne.jp0000http://web.hakuba.ne.jp/potatoes/