アクシバ
Vaccinium japonicum

ツツジ科(ERICACEAE)
スノキ属

山地帯〜亜高山帯の林下や林縁などに生える、
高さ20cm〜1mほどになる落葉低木。
とてもユニークな形で一度見たら忘れないでしょう!


遠見尾根(July 8 2007)


遠見尾根(Aug 10 2006)
葉腋から長い花柄を
だして、白地に帯淡紅色
の花を一個垂れ下げる。
(↑)蕾は挟披針形

花冠は深く4裂し、
くるりと外側に
巻いている。

黄色くつきだして
いるのが葯。
基の方は赤みを帯びた
褐色で、花糸は短く、
この写真では見えない。

(←)
葯の真ん中から
白く突きだしている
のが花柱。

萼筒の萼片は披針形で
先が尖っている。

(↑)帯緑色又は帯紅色、
(←)これは紅色。

互生する葉は卵状楕円形
で、質はやや厚く、
先は尖っていて、
縁には細かい鋸歯がある。
先端に萼片が残った液果で、
これから真っ赤に熟す。

ちょっと甘いが、美味くない。

遠見尾根
(Aug 28 2006)

名の起こりは、「青木柴」と呼ばれていたものが、アクシバとなった、
青木(枝が緑色)、柴(丈が低い雑木)
又、灰汁をあく抜きに使ったからという説などがあるようですが、
真意の程は・・・・

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