|  | 発 行:ひょうすぼ社 | 
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「理洋も時差ボケで焼きが回ったか。日付が違うぞ。」と思っていらっしゃる方が少なくないのでは?  実は、このメールは、No.1から9月4日に出す予定だったのです。一部の方にはお分かりと思います。そうです、平成7年1月1日付けのNo.84を出してから5年間途絶えていた旧「乱杭」をNo.85でお送りしたのは、昨年9月15日、大学時代からの親友駄田井一郎君の追悼号としてでした。 
         
          彼が生涯愛した北アルプスの「剣岳」から転落して亡くなったのが、昨年の9月4日です。その「再追悼号」として考えていたのですが、指が走り出して、フライング。きっと、彼は「お前らしいなーぁ!」と笑ってくれていると思います。
   
 
       
   
          
   
       
          
      
          
      
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
          
   
  私は、海外に行く親しい親族、友人がいると、「御代は、後ほどお支払いしますから、現地の野鳥図鑑を買ってきて!」とおねだりすることにしています。  今年は、その伝で “The Slater
         Field Guide to AUSTRALIAN BIRDS”と“Beginner's Guide to
         Birds Western Region
         ”の2冊の現地野鳥図鑑を入手することができました。ご協力いただいた河野健様、甲斐孝徳様に、この紙面を借りて再度、心より感謝申しあげます。 
         
           そんで、自分が行くはめになった。ここはひとつ、自分で買ってこずばなるまい。と言うことになり、準備しましたね・・・・。 ボストンの何処に本屋があるか、ちゃんと調べて乗り込みました。 ただ、惜しむらくは「図鑑」を英語で何と言うのか調べていなかった。 アホ!  時差ボケだろうか、夜、全然寝むれなかった。  隣りのベッドで息子はグゥグゥ高いびき。歳のせいかな?   午前6時前には目覚めて、さっさと朝の散歩にでかけました。目的は、ボストンの中心市街地にある公園「ボストン・コモン」。  途中、事前にダイヤモンド社刊「地球の歩き方(No.63)ボストン&マサチューセッ 
         
          ツ」で調べてあった同市の代表的な大規模書店“Borders Book
         And
         Music”の前を通りかかると、店先でハンバーガーを頬張りながらガードマン氏が、新聞を読んでいた。  「何時に開くの?」と聞けば、「7時」と言う。日本では考えられない時間なので、念のため「午前7時かい?」と確認したら 「YES!」  恥ずかしいので、自分が喋った英語ではなく、直訳日本語を以下に書きます。  案内された書棚を見ると、スペイン語やらドイツ語やら、中国やらの辞書がいっぱいあった。 
         
           早速「図鑑」を「ZUKAN」で引くと“PICTURE BOOK”とあった。もう一度インフォーメーメションの人に言い直して、図鑑の売り場に案内してもらい、無事“Field
         Guide to the Birds of North
         America”(税込み$23.05)を求めた。ちなみに、小銭は分らんのでジャラジャラと、レジ・テーブルにぶちまけたら、5セントだけ取って、残りは返してくれた。メデタシ!  この図鑑については、次号で詳しく。(つづく)
   
 
       
   
          
   
       
          
      
          
      
         
         
         
         
         
         
         
         
          
   
   
 
       
   
          
   
       
   
          
      
          
      
         
         
         
         
         
         
         
         
          
   
       
   
          
   
         
          ◎大切なことを言い忘れていた!
         普通わが国では、広場にいる鳥と言ったら何を連想しますか? 
         あなたが私のようにへそ曲がりでなければ「ハト」と答えるはずでが、
         ボストンでは「カモメ」。
         おびただしい数のカモメが、石畳の市庁舎前広場をノコノコ歩いていたのです。
       
   
          
   
         
         ◎なんとか、野鳥図鑑が買えたぞ!
       
          
      
          「我は、アメリカの野鳥辞書を欲しておる。あないいたせ!」、「辞書ね!ついていらっしゃい!」、「ここが、辞書のコーナーよ。」、「かたじけない。」
         あちゃー!どうしょう? 途方にくれて、ふと目に入ったのがあちら語で書かれた和英辞典。