発 行:ひょうすぼ社
発行人:佐藤理洋
e-mail:
riyoyoko@hotmail.com
創刊:昭和60年(1985年)6月15日

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青草(佐藤理洋)の身勝手「野鳥歳時記」(15)(2003年5月10日)

◆ヤマドリ◆

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 4月28日に六峰街道を走ったことは「歳時記(13)」で報告した。

 実は、5月3日にも六峰街道にある北方町のエトランドの少し先の「井口建設の森」まで野鳥の声を聴きに行った。
 途中、初めてヤマドリを見た。宮崎県の鳥は「コシジロヤマドリ」といって、腰の部分が白いヤマドリの亜種である。当日見たのは、コシジロではなく、ヤマドリであった。
 道端に出てきていて、私の車を見て慌てて茂みに姿をくらました。

 また、井口建設の森の広場に車を止めてブラブラしていいたら、グツグツというような呟き声に似た鳴き声の後、ド・ド・ドと物凄い空振様の音を聴いた。ヤマドリのオスが、繁殖に発する自己顕示のための羽ばたきに違いないと確信した。

 キジのオスもケーン・ケーンと鳴いた後、バタバタバタと羽ばたきをするが、似ても似つかぬ、異様に大きく、まったく色彩感ない空の振動音であった。

 そこからもと来た道を引き返して、往路にヤマドリを見たのはこの辺だったなと思っていると、ちゃんとまた出てきていて、しかも今度は、反対側の山際におり、車を見て崖を駆け上ろうとしたが急すぎて失敗、おっとり刀で反転して、道を飛んで横断し、谷間へ消えた。お蔭さまで、ヤマドリの飛行まで見学できた。














 

 今日は、前号で報告した経路とは逆に、国道326号を経て北川町下赤から広域基幹林道「下赤・祝子(ほうり)川線」を通り、同町上祝子の大崩山の登山口までを走った。

 峠を越えてもうすぐ上祝子の集落が見え出すという頃、緩やかな斜面を切り開いて何か背の低い収穫樹が植えられた樹園地の道端に、ここでもヤマドリが出てきていた。

 私の車がノロノロ走っていたこともあるのだろうけれども、直前で車を停車させると、先日の彼とは違って、おっとりとしている。

 大急ぎでデジカメをケースから出してフロントガラス越しに2枚写し、シートベルトを外して助手席から身を乗り出してもう1枚写した頃、慌てる様子もなく、路肩をゆっくり降りて林の中へ消えていった。

 こちらも、コシジロではなかった。彼を見送った後、車を走らせ出すと、その果樹園でご夫妻が木の消毒をされていた。ひょっとしたら彼は、日頃からこのご夫妻と交流があって、人間をあまり怖がらなくなっているのではと思えたほど、フレンドリーな感じのヤマドリであった。

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