雨飾P2は良い斜面だった   レポート 横山

1999年4月18日   ぶなの森同人  山スキー好き山川、山スキー大好き本田、山スキーばか横山

 前日栂池から本田と入山し栂池ヒュッテに泊まり金山沢をいただこうと意気込みゴンドラのおねえさんに

ちょっと聞いたら「やってません」と答えが返ってきた。あっさりあきらめ松川で渓流釣りとなった。釣果

はいわな1匹、やまめ3匹。

       

 気を取り直し翌日18日山川さんと合流し「天気が崩れそうで金山沢は雨に降られそうだし、白馬乗鞍は

滑り飽きたし」というわけで雨に降られなさそうな大渚山に行くことにした。除雪が順調に進み鎌池直前ま

で車が入れた。大渚山はすでに亀裂が入っていた。そこでふと雨飾を見るとP2の斜面が目に入り「あっちの

方が面白そうだ」というわけで作戦を変更した。大海川に沿って夏道をたどり尾根に上がる。そのまま快適

なぶな林を登るとあっさりと稜線に出ることができた。あとは稜線沿いに登ると大斜面のあるP2がドーム状

に見え近づいてくる。真っ正面は40度以上ありそうだ。右手にかなり下まで無立木のおいしい斜面が広が

っていた。P2のてっぺんで小休止展望を楽しみ滑走準備。私たちの他に3名のスキーヤーがいた。また夏道

を降りてくる登山者も目に入った。北アルプスが見えてはいたが早めに降りることにした。滑り出しからすぐ

に斜面が急になる。40度程の斜度だが雪が腐っており滑るはじから雪崩れた。重い雪でゆっくりなので危険

は感じられなかった。ぎゃーぎゃー言いながら写真を撮りつつ向かって左の広い無立木斜面を滑る。大斜面を

降り傾斜が緩くなった所で左にトラバスしぶな林に入ると登ってきたルートに合流する。あとは来た道を戻る

だけ。今シーズンは昼食を食べると天気が悪くなるので昼食とは言わず小休止と呼んでいたが「ここまで来た

らもういいや」ということで大海川沿いで昼食をとる。するとやっぱり雨が降ってきた・・・・


とりあえず