【2000年12月17日（日）】
【メンバー】やまかわ （ぶなの森同人）
【天気】晴れのち曇り
自宅＝＝万座温泉−−−−白根山−−−駐車場−−万座温泉＝＝＝自宅
7:00 9:00 9:10 11:05 11:30 11:55 13:10 16:00
今年も本格的な積雪は遅いようで、また標高の低い山のブッシュは埋まっ
ていない。車道であれば積雪が少なくても歩けるだろうと考え、車道が冬季
閉鎖になっている、草津白根山にいってみた。
下界はまったく雪がないが、万座温泉近くまで来ると道の脇に数十センチ
程積雪がある。万座プリンスのスキー場は営業していたが、スノーマシンの
人工雪のようである。あまり混んでいない。
奥の朝日山ゲレンデの駐車場に車をおき、身支度。以前久保田さんに迎え
にきてもらったゲレンデだ。まだこちらのゲレンデはリフトを動かしていな
いし、ゲレンデにもブッシュが出ている。ゲレンデの脇をシール登行。一時
間弱で志賀草津ルートの冬季閉鎖された車道に出る。
すばらしい青空で、後ろに銀屏風のように北アルプスが顔を出す。ここか
ら山田峠方面に車道をスキーで歩くが、風で雪が飛ばされていて、路面が露
出している。なんとか道の脇に数十センチほどの幅でついている雪の帯をた
どって歩いていく。ばかばかしいのでスキーを脱いで担いでみたら、ところ
どころで現れる吹き溜まりで腰までもぐってしまい、結局またスキーを履く
ことになった。
山田峠の手前から右手の白根山の斜面に取り付き、登る。途中から石だら
けになってしまうので、スキーは担ぎ、アイゼンを履く。新しくスキー靴用
に購入したアイゼンを試運転してみたかっただけで、必要なわけではない。
すぐ頂上であるが、なんと反対側の駐車場側から４名のスキーヤーがあが
ってきたのでびっくり。白根山の斜面はほとんど吹きさらしのガラガラ斜面
であるが、沢状の所には雪がたまっているので、そこを滑って降りる。快適
とは言いがたい。夏の大駐車場で休憩。浅間山が見えるが、いつもより噴煙
が多いように思われた。
車道をスキー場の上部までたどる。ところどころ雪が飛ばされており、ス
キーを脱がないと通過できない。スキー場最上部でシールをはずし、ブッシ
ュだらけのゲレンデを、雪の深いところを狙いながら滑降。これみよがしに
シュプールをつけるが、パトロ−ルに注意されないよう、早々に退散する。
雪の多い時期であれば全行程スキーが使え、手軽に冬山気分を味わえる、
楽しいコースになるでしょう。浅間山、四阿山などの眺望は最高です。夏の
白根山は完全に観光地であり、もはや登山とは言いがたいので、ぜひ冬の白
根山に登ってはいかがでしょうか？