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*メンドシーノ交流事業とボランティアネットワークの活動 [#kd6cf172]
旧）北安曇郡美麻村（人口1200人）は、米国カリフォルニア州メンドシーノと14年間にわたり、小さな村の大きな国際交流事業を続けてきました。平成18年1月1日の大町市、八坂村との合併に際して、「合併協定書」では「メンドシーノ交流事業は、新市の国際交流事業として継続するが、実行委員会等運営方法の見直しを図る。」ことなりました。実行委員会組織も行政主導から住民主導に変化し、交流事業の将来が住民の手に委ねる中、5月には合併後初の訪問団が出発しました。
**交流のはじまりと事業の経過 [#l91fea5e]
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メンドシーノは、サンフランシスコからおよそ250km北上した海岸沿いにあります。今でもアーリーアメリカン・スタイルの町並みが保存され、週末はサンフランシスコからの観光客で賑わう小さな町です。
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映画のロケ地としても有名で、代表的な作品に「[[エデンの東>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%9D%B1_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29]]」・「[[フォーエヴァー・ヤング>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0_%E6%99%82%E3%82%92%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%81%9F%E5%91%8A%E7%99%BD]]」などがあります。
【背 景】美麻文化センターの創設者である版画家吉田遠志先生とメンドシーノにあるアートセンターの創設者ウィリアム・ザッカ氏との交流がきっかけとなり1980年５月３１日に美麻村と国際姉妹村を提携しました。
【事業概要】美麻地区から小学校５、６年生全員を含む訪問団（延べ３３７名）メンドシーノからはミドルスクールの生徒が中心の訪問団（延べ２２６名）を隔年で派遣しています
【創意・工夫した点等】ホームステイ先の斡旋や交渉についてはミアサ・メンドシーノ・ボランティアネットワークが担っています
長野県ＨＰ ”[[参考になるなぁ〜この事業>http://www.pref.nagano.jp/soumu/shichoson/sensinji/kokusai/oomachi5.pdf]]”より引用
**交流事業の経過 [#pa0264ee]
年度 区分 人数(児童数) 備 考
1992 派遣�� ３６(２４)
1993 受入�� ３４(２１) 住民有志数名訪問
1994 派遣�� ４４(３１)
1995 受入�� ２１(１３) 住民有志４名訪問
1996 派遣�� ４０(２４)
1997 受入�� ３２(２１) スーパーバイザー(首長)来村
1998 派遣�� ３９(２７) 長野五輪、ﾊﾟﾗﾘﾝﾋﾟｯｸに訪問団
1999 受入�� ３５(２１) 中学生が短期留学
2000 派遣�� ４４(３３)
2001 受入�� ３８(２８)
2002 派遣�� ４３(３３) 美麻の高校生がﾒﾝﾄﾞｼｰﾉに留学
2003 受入�� ３８(２５) 住民有志２名訪問
2004 派遣�� ４７(３８) ﾒﾝﾄﾞｼｰﾉの高校生が１年間留学
2005 受入�� ２８(１７)
2006 派遣�� ４４(３０) 合併後、初の訪問団
※大町市長、議長も訪問し大町市が姉妹都市提携を継続
**ボランティアの取組み [#k2fc7bfe]
+ボランティ ホームステイ受入に協力した住民が中心となり、
ミアサ・メンドシーノ・ボランティアネットワークが、平成７年に活動を始めました。
現在は派遣・受入時のプログラム作成、ホームステイの交渉、事業の企画などを行っています。
+交流事業のサポート
交流プログラムの作成では、今回の反省を次回に生かせるよう事業内容は毎回見直しを行い、メンバーから出される良いアイデアや提案は、実行委員会でも理解を得ながら毎回事業化されました。結果として訪問回数を重ねるごとに経費節減に繋がりました。
+留学生の受け入れ
美麻の高校生がメンドシーノの高校へ留学した２年後の2004年今度はメンドシーノから大町市の高校へ留学生がありました。留学の手続や、ホームステイなどのサポートは行政からも支援いただきながらボランティア・ネットワークが行いました。
+広がる交流の輪
交流事業以外でも、様々な交流が生まれました。
2005年のSO冬季長野大会のホストタウンプログラムでは、アメリカ選手団(38名)の受け入れに協力して、ホームビジットなどを通じて交流を深めました。