昆虫、微生物コーナー


活動内容
村内の各種昆虫生息地調査、希少昆虫の探索、実体調査微生物の研究
白馬村ギフチョウ監察員に会員3名派遣しました。白馬固有種を守って行きましょう。
派遣者:藤森、伊東、広島
最新情報
村内にて生きたタガメを見つけたら藤森酒店、岳ずし、広島建材のいずれかにお持ちください。生きていることが条件ですが、ささやかながらお礼をさせて頂きます。採集場所と時間もわかるようにしてください。タイコウチ、ハンミョウ、オオスズメバチの巣の場所などの情報も募集しています。
今後の活動予定・・・
秋になって昆虫も減ってきたのでカマキリの卵の地上からの高さとその冬の積雪量の関係を調べる。
昆虫探索
日頃の日常生活の中で見られた昆虫です。会員からの情報がベースとなっています。

1998.04.21
発見者:藤森、場所:藤森酒店裏の水たまり
マツモムシ6匹、ミズスマシ2匹。
長いこと続いた水たまりにカエルが卵を産み、オタマジャクシに孵りました。
それをねらってマツムシが集まったようです。マツモムシは逆さまになって泳ぐのが特徴です。

1998.05.16
発見者 : 広島、場所 : 桔梗屋前の花壇
オケラ(正式名称は”ケラ)
固い土の中にいた。体長35mmと大きめ。



会員寄稿・・・
第一回昆虫観察会 寄稿者:藤森ヒメギフチョウ観測会 藤森
ヒメギフチョウ情報 寄稿者:伊東
新種の蝶発見? 寄稿者:藤森
世界の昆虫展 寄稿者:藤森蜂の巣取り 寄稿者:広島
オオクワガタ飼育実験 伊東
樅の木ホテルで世界の昆虫展はじまりました。(現在は終了しています)
ヘラクレスオオカブトムシもいます。(標本だが)

水生昆虫コーナーもあります。まだ準備中でしたが水槽にはタガメ、
タイコウチとか紙に書いてありました。(しばらくしたらまた行くつもり)

岐阜のトラック運転手が作ったというハンミョウの標本もありました。

ギフチョウコーナーは超マニアック!  白馬村固有種も展示されています。
白馬のギフチョウ
:白馬のヒメギフチョウ
:これが白馬村固有種だ!
白馬村固有種は松川〜平川の間に生息していて
イエローベルトフォームと呼ばれ羽の外側に
黄色の縁取りがあるのが特徴です。

森上倉庫近くの村道でくたばりかけているカラスアゲハを発見。救助しました。

図鑑で見るとカラスアゲハとミヤマカラスアゲハの中間みたい。

ひょっとして白馬固有種か・・・?


テーマ
ギフチョウ、ヒメギフチョウ
場所
旧五竜とうみスキー場
日時
今年は去年並に雪解けが早いことが予想されますので4月20日頃の予定
(去年はゴールデンウイークにはかたくりの花が終わっていた。)
時間は気温の上がる10時頃からの予定
まめ知識
白馬村はギフチョウ、ヒメギフチョウが混在する全国でも珍しい地域です。
見分け方は現地で説明。(画像入手しだいホームページにのせる予定。)
ゲスト
もしかすると新潟からぎふちょうのスペシャリストがくるかも。
この達人は蝶がとんでいるのを、ちらっとみただけで、どっちの種類か
わかってしまうという域までいっています。
撮影
立入禁止区域は入ってはいけません。そのためカメラはズーム付き
オートフォーカスが有利。連写機能があれば最高。
5月 10日
五竜遠見にて公民館主催ヒメギフチョウ探索が有ります。 1:30現地集合

ギフチョウヒメギフチョウ観察会についてみんなで弁当でももって観察会。と思っていましたが
忙しすぎてできそうもない感じなので個々にあいた時間を利用して見てきて下さい。
場所はエスカルの手前を山の方へ入っていきます。(説明看板のところまで車で入れる)
ギフチョウは同じコースを通る習性があるのでみのがしてもまたそこに来ます。
ヒメギフチョウはやや小型で羽の外側の黄色い模様の一番上がストレートにきています。
ギフチョウは一番上が列からはずれてちょっと内側にあるのが特徴です。
某一般家庭の庭にギフチョウが繁殖しているとの情報あり。取材をする予定

インタビュー結果
今年も500〜700匹孵化して、元気に飛び回っていたそうです。
しかも、近所の庭まで産卵、羽化の傾向が有るようです。

マニアの人たちも白馬村の中心部で有りながら、
昆虫網を振り回し半径1kmの中を走り回っていたそうです。

捕獲されてもいるようですが、年々増加の傾向に有るようで、
インタビュー当日も某会場でギフチョウの講演?(話題)になったようです。

くれぐれも捕獲しないで観察したい物です。
そして、山に見に行くときも立入禁止区域内には入らないように。
そして高山植物にも目を配り、採集しないマナーを守りたい物です。

蜂の巣取り
9/30夜19:00集合三箇所の巣を捕獲
参加者 郷津仁(アドベンチャー)太田健次(化石)広島(天文)

上下カッパを着て長靴、ゴム手袋、帽子、防虫ネット(各自自作)を装備し、ハチトリ煙幕(蜂は気絶するだけ)、懐中電灯、ビニール袋、海釣りのタモ(謎)をもっていざ現場に…

郷津先生の指示の元、始めての挑戦にちょっと興奮気味だったが初心者コースで小さい(直径30cm位)のキイロスズメバチに挑戦出入口から煙幕を入れ(郷津)、すかさずビニール袋で巣ごと採った。(広島)

その後袋から出してこれまた気絶している間に巣を解体し観察、珍味「蜂の子」を採って、親蜂はその場に置いてきます。
ジバチ(クロスズメバチ)を採ったことがあるので意外と簡単で、
ちょっとがっかりしました。しかし蜂の大きさや獰猛さはジバチと
比べ物にならず、危険なことはわかりました。

「よし!二個目行くぞ!」と言う声に誘われ2個目に行くと、巣の色がやや黒っぽく、ウロコ模様がはっきりしたきれいな巣(直径28cm)
今度は私が煙幕、太田が袋と担当を決め挑戦、スムーズとは行かないが、難なく捕獲成功し、解体に入る。
おやっ?蜂がでかいぞ!確かに先ほどのキイロスズメバチより大きく顔つきがかっこいい!
図鑑で調べる為に女王候補の大きいやつをいっしょに持ち帰る。

2個採ったが、蜂の子があまりに少なく(時期が遅過ぎた)これでは帰れないということで、初心者コースを卒業し、先生取っておきの上級者コースに行くことに…

着いて見ると、巣は地上5mの高所にあり、梯子もない、下は川、条件最悪!
さすが上級者コースだと思って思案していると、海釣りのタモが登場!
私がビニール袋を持ち、先生がタモ、太田がライトと分担し、。煙幕なしで挑戦!
タモが巣に近づく、キイロスズメバチが警戒して50匹ほど出てくる。タモを巣に掛けた瞬間トラブル発生!
巣がでかすぎて、50cmのタモに入らない!先生はそのままタモで巣を二分割残った巣をタモに入れようとしている。確かにこのまま半分残しては危険な為しばらく見守る。
やっと全部とって地面に置き、そのまま袋に入れようとしたが巣一面蜂だらけ
推定300匹はいるだろうと思い、タモを裏返しビニールをかぶせ、煙幕で弱らせることにした。
その間無数の蜂が廻りを飛んでいて、耳元でブ〜ンとうなっている。
熊の気持ちを思いつつ、収穫終了。

結果、蜂の子は35匹しかなく、初めてのスズメバチ採りは終了。
2個目のかっこいい蜂はコガタスズメバチと判明しました。

上記の採り方は民家のない場所の場合で、民家の駆除の場合は親蜂も全部駆除しないといけないので、難しいそうです。
来年また挑戦しようと思いました。危険なので絶対真似はしないでください。

インターネット情報によると、スズメバチは7種に分類されるようです。
オオスズメバチ
キイロスズメバチ
コガタスズメバチ
モンスズメバチ
ヒメスズメバチ
ツマグロスズメバチ
チャイロスズメバチ
なかでもキイロスズメバチが60%をしめ、
ついでコガタスズメバチが25%だそうです。
夕べのスズメバチは多分コガタスズメバチでしょう。

詳しくは
http://www3.justnet.ne.jp/~vespamunenori/Seitai.htm
を見てください。

私がトックリ蜂の巣がスズメバチに襲われたと思っていたのは大きな間違いでした。
コガタスズメバチの女王は、最初一匹でトックリ型の巣を作りハタラキバチが成虫になったら巣を作りなおすそうです。
トックリバチの巣はとっくりの口は横向き(図鑑の向き)が正解です。
また一つ利口になりました。
とっくりを襲った汚名を着せられ、私に退治されたコガタスズメバチに謝罪します。(笑)
オオクワガタの飼育実験
先日ヤフーのオークションにてオオクワガタの幼虫が
売りに出されていました。
3匹セットでしたが、今後の虫飼育勉強にと落札しました。

7月7日、北海道の高橋氏より無事到着。
開けると6匹の幼虫が入っていました。
しかもみんな元気に♪(笑)
高橋氏には大変感謝です。

今後、2週間おきくらいに写真にて成長を記録していきたいと
思っています。